■ 基礎保護塗装工事
2016年8月3日 月曜 足場解体
7/31から8/2にかけては工事は無し。8/3の1時半ごろにビケ足場さんがやってきて解体しますとのこと。予定より1日早いです。2人だけでテキパキと解体していました。
ここ数日間は晴れたり雷雨やらで天候がめまぐるしく変わりましたが、ようやく足場が撤去されます。遠くで雷が鳴っています。ウチには落ちませんように ... 。
夕方には作業完了。
2016年8月4日、2016年8月5日
この2日間は工事無し。
補修工事の工程表(あくまで参考)の予定では8/4が足場解体で、そのあとの予定が書かれていませんでしたが、基礎の保護塗装が最後となります(表に赤色で追記)。
2016年8月6日 土曜
この日私は仕事で出勤。現場では9時頃から2名で基礎の保護塗装が始まったようです。
帰宅して基礎部分をよく見ると確かに基礎の様子に変化があります。おぉ!確かに塗装されています。
偶然にも外壁塗装とほとんど似た色の基礎保護塗料だったので、あまりにも自然で最初は気付きませんでした。外壁の色はもう少し明るい色でもよかったのカモ。もしくは基礎保護塗料を少し濃い色にできればコントラストがついて良いかもしれません。まぁ、そんなことはいつでもまた検討すればいいのです。問題はちゃんと施工されているかどうかです。
早速、恒例のゴミあさり。残留物から宇部興産の BPS-AS 工法 であることがわかります。
ひとまず家の外周をぐるりと廻って基礎をチェックします。新築時であれば基礎表面のサンダー掛けやレイタンスを除去したり、欠損やジャンカを埋めたりせねばなりませんが、補修工事では部分的な表層クラックやデベソ痕やわずかな穴のパテ埋めぐらいでしょう。エアコンや給湯器なども動かしながら作業してあります。とくに問題のありそうな箇所は見あたらず、おおむね良く施工されているようです。
ん!? これはどうしたことか?
どうやら一日では時間が足りず、あと2mぐらい作業が残っています。乾くのを待たずに「とっとと塗って今日で終わっちゃえ〜!」なんてことをやられると困るので、あとわずかであっても中断したのは正解でしょう。そんなことを現場で考えていたら大成建設のリフォーム担当者から電話があり、明日の日曜に少しだけ作業させてほしいとのこと。まぁ、日曜ですが音はほとんど出ない工事なので、残りの2mを明日やってくださいと伝えました。
むしろ作業が終わっていなかったおかげで工事の様子を知ることができます。← 常にポジティブ指向の家右衛門です(笑)。
基礎の上辺のマスキングやBP材パテの埋め痕が見えます。
今回の基礎保護塗料は「ビームプロテクター S」です。BPパウダーS と BPリキッド を混ぜたものをローラーで塗ります。地肌の状態によってはペースト状に練ったBP材で亀裂や小穴を埋めてから作業します。今まで打ちっぱなしにガラス塗料を塗ってあったウチの基礎ですが、今回BP材で覆われるので打ちっ放し面とはお別れです。しかもBP材はローラー刷毛で凹凸模様が付くのでまったく別の表情になります。乾いたらコーティング/トップ材としてアクリル樹脂塗料の BPフェースAS を塗布します。
・基礎の表面1:左半分が今まで(打ちっ放しに水ガラス塗料)で右半分がBP材塗布。平坦な表面が凹凸仕上げになります。
・基礎の表面2:前工程が乾いたのち、オーバーコート/表面保護のBPフェースASを塗ります(右半分)。
【基礎被覆材】 「ビームプロテクター S」 ポリマーセメント系基礎被覆材 宇部興産株式会社
宇部興産株式会社 http://www.ube-ind.co.jp/japanese/index.htm
ビームプロテクター S http://www.ube-ind.co.jp/japanese/products/cement/beam-protector-s.pdf
# BPパウダーS:被覆材料 特殊セメントと珪砂からなる粉末。薄茶色。
# BPリキッド :被覆材料を溶かすための液体でアクリル樹脂からなる。水で希釈すると下地パテとしても使える。
# BPフェースAS アクリル樹脂 被覆層の上に保護目的で塗布する耐候性のオーバーコート。灰色の顔料を含む化粧材。
2016年8月7日 日曜
基礎の保護塗装の2日目です。残り2m を仕上げて作業終了。
本日で補修工事の全行程が終了。
次回は補修工事全体のおまとめです。
記事: 2016年 10月 17日
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