■ 10年点検/パルコン新築から10年を経て
皆様、おひさしぶりです。10年前から大成建設のパルコンの建築記録を書いてきました家右衛門です。お元気でしょうか? 私はまぁまぁ元気です。
家が完成してからトラブルらしいトラブルも発生せずにいたので、このサイトもほとんど更新する機会がありませんでした。24時間換気システム「タルカス」のフィルタ交換ぐらいでしょうか。毎年タルカスのフィルタは交換してきましたが、ウチの環境的には2年おきでも問題なさそうです。東京郊外なので案外空気は綺麗です。
さて、過去の建築記録にあるように2006年の5月に新築パルコンに住み始めたのです。自分のアトリエ/工房の機能が本格化しました。一方、建造物としてとらえるとハウスメーカーの大成建設の定期点検は3ヶ月、1年、2年、5年、10年 ということになっています。従って定期点検は前回の5年点検(2011年5月)以来ということになります。今年2016年の4月になってもなかなか10年点検の案内書が届かないなぁ?と思い、大成建設に「10年点検せんとや?」と九州なまりで電話したら、2016年3月ごろに10年点検の案内を封書で送ったというのです。あまりに地味な封筒で気付きませんでした(封筒の中身はカタログとお友達紹介のパンフが一緒になっていて、容量的には広告が主体に見えるんだもん ... )。
それでも気を取り直し、日取りを交渉して10年点検をやることになりました。
2016年5月11日
さて、10年点検当日です。13時から14時までの約1時間。4人ぐらい、車2台でやってきました。主な担当者はS氏。以下の写真のハシゴを下で支えている方です。じつに手際よくハシゴを掛けてスルスルと陸屋根の上まで登っていきます。外壁塗装やシールの状態、クラックの有無、屋上の断熱タイルや防水層、雨樋、サッシ、シャッター、玄関タイル ... と外周を素早く見て回ります。ときに打診したり手で触れたりしています。仕事が速いです。 ベテランですな。
外回りを終えて次は屋内です。 壁紙や造作の状態、器具類、照明、タルカス、扉とドア類、これまた手際が良い。あれよあれよとチェックを終えて問題無く今回も終了かと思いきや、... 浴室隣りの洗面台でS氏がピタリと動きを止めます。
ん? なんかおかしい。洗面台の下にある扉を開いて、置いてあった洗剤などをすべて外へ出してみるとびしょ濡れ。内部の漏水ポリタンクに水が溜まっています。本来は洗面台のシャワーなどの垂れた水滴を溜めるものですが、その水量が多すぎるというのです。しかし、よくぞこんな奥まった場所で見つけたものです。S氏は水の溜まった漏水タンクを慎重に取り出して排水。 試験してみるとたしかにホースから水が漏れます。状態からみて、これは比較的最近発生したものですね。とS氏は言います。
原因は洗面台のシャワーのフレキシブルホースの水漏れ。外観は金属ですが内部は樹脂製のホースが収まっており、それに亀裂が生じているのだと。 いままで不便無く快適に過ごしてきたつもりだったので、私もちょっとビックリ。洗面台はNational製ですが、どうしてこんなホースが水漏れするのか理由がよくわかりません。ステンレス外装ではなくフツーのビニルホースにすれば低コストで耐久性も高いのに、と思う家右衛門でありました ... 。
※ この翌週には 松下/National/Panasonic の メンテナンスへ連絡して修理してもらいました。費用は 16100円 ナリ(出張費、部品代、技術料)。
さて、10年点検終了のこの日。ひととおりチェックを終えた結果は以下のとおり。終了時のS氏からのレポートを掲載しておきます。後日、これとは別に写真付きの小冊子が報告書として送られてくることになっています。
この10年点検の数日前に私自身が建物全体をひととおりチェックしていました。 外壁の状態は手をあてて白い粉が手に付けば劣化している証拠。チョーキングといいますね。ギターの「キュ〜〜ン♪」ってやつもチョーキングですな。おおむね1階ではチョーキングマークは出ていないものの、建物の2階以上の上部では出ています(部分的なものですが、これから徐々に進行することが容易に推測されます)。他にも基礎の小さなクラック(表層で問題にならない軽微なもの)、外壁北東面の緑色のコケ、そして外壁全体に散見されるシールの亀裂のはじまり。ほかにも玄関タイルの目地の汚損など、おおむね事前に状態は把握してはいたのです。一番気になる陸屋根の断熱タイルの傷みの程度も時々屋根に登ってチェックしていましたから状態はおおむねわかっていました。
全体的には個人的には少なくともあと5年間(新築から15年)は大丈夫。そう考えていたのです。ただ、5年後に自主的に外壁補修工事をやるかどうかはそのときになってみないとわかりません。 前述の洗面台のように見えない部分が傷み始めていることもあるでしょう。
ただ、目の前に手に触れるような危険が迫らないと人間は対処しないものだと私は理解しています。雨漏りも無く、防犯上の問題も起きておらず、地震での損壊も見られず、地盤の傾きも無く、目立つ汚れも少ないので、生活上問題が無いのですから、このままずっと15年過ぎても放置するかもしれません。
1階部分は自分でもチェックしやすかったのですが2階部分の外壁は高くてよく見えないので、細かい状態がいまひとつわかりませんでした。実際には日照時間等の理由により、建物の上にいくほど傷みは大きいのです。
10年目でリフォーム/メンテナンスするべきかどうかの判断はいったい何なのでしょうか?
次回は家右衛門が10年目のメンテナンスをするべきか否かの「判断」について記事を書きまする ... 。
記事: 2016年 9月 4日
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