■ 階段造作 シーリング 防水 雨漏り SECOM工事 外構打ち合わせ
2006.3.10(金)小雨
木工事の大和田獏が予測したとおり今日は雨。シトシト降っています。天気予報では雨は今日だけで明日以降はまたしばらく晴れるようです。大工さんは今日は階段を作っています。写真に写っている壁に開いた丸い穴はトイレの換気扇用ダクト、円筒形のアルミ蛇腹で排気します。タルカスとは直接関係ありませんが換気システムとしてはトイレのドアの下見切り(1cm)の隙間を使って空気を屋外へ排出しますから事実上のタルカスの一部です。え? どうして階段部分にトイレがあるのかって? 我が家はちっちゃいパルコンなのでスペースを有効利用するために階段下にトイレがあるのですよ。
・SECOMの担当のF氏から電話がありました、S監督からは連絡が無いがそろそろ取りかからないとマズイとのこと。S監督からはSECOMは電気と木工事と連係しながら工事を進めるということを昨日3/9電話で確認してあるのですがどうも連絡が密にとれていないようです。ひとまずS監督にまた電話をかけてSECOMとの協調のほどよろしくと伝えておきました。
・玄関の天井の照明位置が正しく北側へ修正されているのを確認しました(赤い矢印が移設の部分)。やれやれ、どうにか天井貼りに間に合いました。
・VVF2.0mmで分岐の一部であったコンセントも独立した回路3芯の2.0mmへ変更されていました。先日の現場での指定どおりです。
この日、監理会社のM氏と現場で会いました。全体的な状況を見てもらい、あれこれ意見を頂きます。またもや監理を進めるにあたってS監督が電話に出てくれず行程の先が見えないとのこと。やむおえず私のほうから近況をM氏へ示して今後の相談をしました。
M氏がしっかり目を↓光らせています。ゴクロウサンです。
M氏と共に屋外へ出て足場をつたって今度は外壁のチェックです。白くて丸い樹脂はエアコンのドレイン用の穴です。ちゃんとキャップして周囲をシールしてあります。このほか建築基準法で定められた吸気用のダクトも確認しました。
外壁はもちろんプレキャストのコンクリート壁ですがよく観察すると足場は固定用支柱で壁にもともとあった穴(ネジが切られている)に埋まっています。どうやら本来は雨樋(あまどい)を支持するためのネジ穴を利用したもの。足場固定に役立っているようです。私はこの支柱に5回頭をぶつけました。2回ぶつけて痛い思いをしたのちはヘルメット着用で3回ぶつけています、ぜんぜん学習しません。
今日は雨ですがサッシまわりにシールが施されているので屋内には雨水は浸入せず平気です。監理会社のM氏いわく今回のシールの施工は全体的に見て完璧。過去の多くの例からみてもシロウトみたいに厚く塗ってなくて上手なシーリングがなされているとのこと。外壁や玄関まわりなどはシーリングは未施工の部分もありますがこの調子で作業してもらえば問題無いでしょう。ポーチ灯や防犯装置用の電源シースもすべてシーリングされつつあります。
ついでに屋根防水などもチェックします。防水塗料の一斗缶がいくつか置いてあります。屋根には雨水が貯まっており漏水していないか心配。なぜなら他のパルコン建築サイトなどで建築中や完成直後の雨漏りは頻繁に報告されているからです。監理会社のM氏いわく「マンションなどではあえてトイレなどに放水して階下への水漏れを点検することはある」とのこと。つまり今回は雨が降ったのは正解だったのかもしれません。この雨の機会に各部を積極的にチェックしましょう(我ながらなんて前向きな考え)。内装をやったあとは隠れてしまうので仮に雨漏りしていてもなかなか見つけにくいと思われます(内部でカビが生えそう)。
監理会社のM氏が2回のトイレの壁に雨漏りを発見。私と一緒に確認して写真を撮影しました。雨漏りはどうやらベントルーフと壁を接続するシース筋のグラウト充填が不充分なため。そういえば防水下地が塗布されたベントルーフ部に小さな穴がいくつかあったのを確認しました。但し、防水塗装といってもまだ初期段階で今後まだこの上に塗装する予定はありますが....。
写真を撮影して現場にガムテープで貼っておき、さっそくS監督へ電話。月曜に現場を見て確認するとの回答です(その後S監督が現場で散水して水漏れチェックしたのちトップコートまで塗装が進み、漏水しないことが確認されました)。
他の窓や屋根をじっくり観察してまわりましたが雨漏りはありませんでした。
チェックは続きます。装着された窓にはメーカーのラベルが貼ってあり、見る限りではこの建物で使われている小窓はすべて特注品とのことです。製品名がトステムのデュオPG(ペアガラス)でタテ滑り出しで、寸法の表記があるのを確認できます。ただ、ガラス構成が「グレチャン」と記されていますが何のコトでしょう? グレゴリアン・チャントのことでしょうか?
こちらは床暖房用のパイプ。これは樹脂製でアルミテープ巻きしたものをシースに収めて布設してあります。このパルコンはキャンペーンで買ったので床暖房は最初から本体価格に含まれています。嬉しい装備です。ガス式で60度ぐらいの温水が循環するしくみ。ガス代がどれくらいになるのか......いずれ報告できればと思っています。
2006.3.11(土)快晴 気温は約17度(暑いぐらい) 梅が満開 ♪梅は咲いたか桜はまだかいな...
・3/6に打ち合わせた上棟後の変更箇所と金額について大成建設のU女史からペリカン便にて書類が届きました。照明器具の写真入り図面と明細書(総額+3500円)です。たくさん変更しましたが高額な照明器具などに替えたわけではないので変更にともなう料金は +3500円で収まったのです。
・現場ではSECOMの工事が行われています。黒い被覆の縒り線(平行コードではなくなぜか単線を2本)が建物内のいたるところに張り巡らされています。センサはおそらく木工事が終わってクロス(壁紙)にはいる直前に接続される模様。
・今日は防水のトップコートが塗られていました。ちょっと溶剤の臭いがします(トルエンやキシレン系かな?)。防水のトップコートは灰色の塗料でウレタン舗装仕上材「パンステップ」と缶に書いてあります。トップコートは2mmぐらいまで厚塗りできるタイプで屋上の駐車場などに見かける灰色の塗料です。軽歩行用らしいのですがどういったものが歩行・通過するかによって塗料の種類はいくつかあるようです。まぁ、たいていは耐摩耗性と伸縮性に優れるウレタン系でしょう。バックアップ材もそうですが地震で駆体のコンクリートパネル同志が動くことを前提としているわけです。
2006.3.12(日) 晴れ時々曇り
外構業者A社の代表取締役M氏と打ち合わせの2回目です。仮住まいで散らかっているなかでの打ち合わせなのでちょっとこっぱずかしい...。ひとまず試案と見積を見せてもらいます。家右衛門の稼ぎにしてはふんだんに?希望を盛り込んだ結果の見積金額は税込み260万円。 目を白くして口を開けて呆然と立ち尽くす家右衛門とその妻。当然ながら削減せねばなりません。当初の予算の倍以上です。あれこれ削減したのち3/19(日)に再び打ち合わせることにしました。見積書を見てちょっと気が遠くなる私..。
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