■ 捨てコン打設
この日は仕事の都合で現地に到着したのは夕方。気温は7度ぐらいに感じて昨日よりもいくぶん暖かいようです。
捨コンは捨てコンクリートと呼ばれ、上に乗っかる基礎の精度を出すために打設されます。ですから他のサイトや文献を見ても「レベルコンと呼んでくれぃ!」と書かれています。ようするに強度を出すためではなく墨出しや基礎配筋作業が精度良く作業できるようにとの予備作業であるわけです。
現場にはポンプ車がいて、ついさきほど作業を終えたとのこと。すでにポンプ車は洗浄中でした。
ありゃま! 遅れをとったか!
さて御覧のとおり手前はまだ湿り気が残っています。
よく見ると何やらビニールのフィルムが敷いてあるようです。そういえば大成建設からもらった基礎標準詳細図に特記があったのを思い出しました。現場で図面を開いてチェックしてみると「ポリエチレンフィルム」のようです。直接砕石とコンクリートは接していないのです。ちなみに近所の 2 x 4
建築現場でもポリエチレンフィルムを使って基礎を施工中でした。
現場の片隅でふと足下を見ればセメント袋が........ 施主のホームページ取材のためにわざわざセメント袋を放置、おっと、置いていってくれたようです。今回捨てコンに使用したセメントは東京のセメントメーカー「太平洋セメント(株)」のポルトランドセメント「普通」というヤツです。ほかにも「異常」とか「特別」とか「高級」とか「低級」とか「貧弱」とかあるのでしょうか。
そういえば昨日の現場のお兄さんの話だと「コンクリ打った翌日には硬化して上に乗れるし、墨出しもできる」とのことでした。明日また来てみましょう。
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