■ 墨出し
磯部でタコを捕るには...... かまどの灰と砂を半々に混ぜたものを使います。タコの潜んでいそうな塩溜まりの穴に向かってパッパッとまくのです。するとタコはたまらず穴から這い出してくるのでそこを捕まえるわけです。子供の頃に田舎でよくやりました。たいていはタコが抵抗して墨を出します。ブチュッ!と.......
さて、墨出しの話です。
捨てコンがおおむね硬化したら次は墨出し。基礎の立ち上がりの位置や幅などを書き込んでいく作業です。御覧のとおり黒い墨で基礎の形状が描かれています。
深基礎(増し打ち)のコーナー部分。青色のスプレーで「大成建設参上!」と書いて.... ありません、ありません。
厚みや位置を明確にするために目印としてスプレーは塗られているようです。
さしがねで厚みを測ると基礎の立ち上がり部分の幅は図面どおり約20cmとなっています。いまのうちにコッソリこの線を広めに引き直しておけば立ち上がり部分を厚く作ってくれるとか?
木造建築物の基礎はシングルの鉄器とはいえ基礎部分の厚みは15cm程度ですよね? ものすごくシロウト的な考えですがパルコンの場合はパルコン板が1枚で2トンぐらいと聞いているのですがダブルの鉄筋で20cm幅の基礎とはいえ強度的に充分なのでしょうか? 基礎の上にのっかる躯体の重さは木造の 2 x 4 などより比べモノにならないほど重いはずです。 基礎のコンクリート密度を上げてしっかり作ってあればまだしもいい加減な施工でスカスカのコンクリートを打設されたらどうなんだろう? ちゃんと強度が出るまで養生もやってくれるのかな? などと一人現場で夕暮れ時に余計な心配をする私です...。
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