■ 根切り/外枠/砕石入れ/突き固め/
各地の大雪など今年はとくに寒いです。今日の気温は3度ぐらいでしょうか、幸いなことに雲一つなく晴れています。このところ私は毎日現場に来ています。
建設現場に着くといきなりダンプカー。戦車色?がなかなか勇ましいです。見たところ良く整備されたダンプカーで大事に扱われているのがわかります。何をやっているのでしょうか?
そう、今日は「根切り」の工事日です。朝早くから皆さんセッセと作業しています。掘り出した土砂をダンプに積み込んでいました。
近所の現場の根切りを見ていると我が家とは何か違う.... と思ったら我が家にはマッシュルームが生えています。畑みたいにうね?もあります。コレ、じつは根切りによってRES-Pの鋼管の先端部が露出したので樹脂製の白いキャップをかなづちでコンコンと打ってフタをしているのです。みるまに作業は進んで鋼管の打設配置がわかるまでになっていきます。うまそうですねぇ、収穫が待ち遠しいです。
整然と並ぶキャップはなんだか愉快。あとでこのキャップのレベルまで砕石を盛って突き固めるとのこと。写真の手前は深基礎のため、より深くユンボで掘っています。赤い矢印は「レベル」。
【ダンプのお姉さん談】
ダンプの運転手のお姉さんからしばらく話を聞きました。私は大きな車の運転は自信がないので、ああいったでっかい車両を操るお姉さんの姿はカッコイイと思っています。時として建築現場の皆さんは一見するとコワイいでたちが多いのですが、今日の皆さんはしっかり挨拶してくれて説明も丁寧だし、仕事も熱心にやっています。お姉さんに挨拶すると明るく話をしてくれました。以下ダンプのアネゴと呼ぶことにします。
上の写真に写っている装置(赤矢印)について家右衛門からアネゴに質問、「これは何に使うんですか?」 アネゴいわく、これは現場では「レベル」といって掘っている深さを測る計測器(測量機)で、一般のレベルはスケールと2人で計測するんだけどこれはオートなのでアラーム音を利用して一人で作業できるスグレモノとのこと。だいぶ高価らしい。
ちなみにこの現場の根切り(ねぎり)の土砂はアネゴの運転するダンプで埼玉県まで運んで2往復するとのこと。今日の昼に1回運んで夕方にもう1回運ぶとのこと。こりゃたいへんだ。かなりの距離があります。土の処理は手間や費用がバカにならないです。
【根切り親方談】
作業について尋ねたところ、表面は補強がいらないぐらいすごく硬く、砕石を入れて固めるのは夕方になりますとのこと。
ついでにこの季節のコンクリートの打設について聞いたところ、寒い日でもコンクリートは午前中に打設すればいいということでした。他にもあれこれ教えてもらいました。
砕石入れ/突き固め
午前中の根切りを取材したあと用事があって現場を離れ、夕方再び現場に戻ってみるとすでに砕石入れと突き固め、外枠まで終わっていました。
あとから検査でわかったことですが写真では玄関部分の2本の鋼管の奥まで掘ってありますがじつはその手前まで掘るのが正しいようです(S監督談)。現在の赤のラインと本来の位置のグリーンのラインを比較してください。現場監督のS氏いわくこの部分はあとでラップルコン(コンクリート)で埋めて対処するとのことです。まぁ、大きな問題ではなさそうです。監理会社も沈まないように対処してくれるならば問題ないと言っていました。
よく見るとマシュルームのキャップの頭まで砕石が入って固められているのがわかります。地面と外枠にはピンが打たれて青いスプレーでマークされています。突き固めは40kg程度のランマーを昨日現場に持ち込んでいたのを確認しています。
周囲はあっというまに上棟してどんどん壁や屋根が仕上がっていきます。そういえば先日のRES-P親方は「パルコンは施工に時間がかかってはがゆいかもしれないけど、あわてずじっくり待てば間違いの無い物が出来上がる。」と言っていました。
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