■ 基礎部分の配筋作業(2)
配筋作業は1回目の作業が12/23で二回目が12/24の予定でしたが、2回目の配筋作業は数日あけて12/27の午前中(配筋検査当日)に行われました。というわけで後編といいますか、第二回目の作業12/27の様子をここに掲載します。
朝9時ぐらいからでしょうか、さっそく残りの2割のエリアの鉄筋が組まれていきます。手慣れた作業でみるまにみるまに....。でも急がないと2時間後には配筋検査です。
鉄筋の結束について簡単にまとめてみました。写真の配筋職人が右手に持っているの金属の棒が「ハッカー」と呼ばれる結束ツールです。長さ35cmのU字型に曲げたスチールワイヤ(U字型結束線)を左手に持ち、鉄骨の交差した部分などに下からまわします。右手でハッカーの爪を使って2回ほどよじれば結束されるというわけです。見ていると意外なほど素早く作業していきます(1つの結束に2秒程度)。
注意深く見てみるとスチールワイヤーで縛っただけでなくロウ付け箇所もあります(下の写真の赤矢印部分)。それから他のハウスメーカーの配筋現場で見かけたもののなかには1ブロックの格子状のパーツを工場でハシゴのようにロウ付けしたものを何セットも持ち込んで組み立てていました、いわゆる加工鉄筋というヤツですね。
というわけで基礎部分のすべての配筋作業が完了しつつあります。どうにか配筋検査に間に合いそうな気配。こうやって見ると地縄のときに見た印象よりも建物の規模が大きく見えるから不思議です。基礎に関する文献によると鉄筋の結束は強く緊張させるべし、とありますが私が現場でゆすってみる限りではけっこうテキト〜でガタもあります。結束部分はあとで増し締めしたほうがいいかもしれません。
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