この記事は2008年2月に2007年4月〜12月の様子を記憶をたよりに書いています。
前回の更新からだいぶブランクがあったので、今回は一気に2007年4月から12月までを掲載しましょう。
■ Palcon 住み心地 1年経過 1年点検 基礎ヘアクラック
さて、2006年5月から住み始めてから約1年が過ぎました。Palconの暮らし一周年です。
なにか特別変わったことがあるのかといえば、とくにありません。過去1年間、各部屋の温湿度をずっと計測してきたものの、あまりにもデータが多すぎてまとめる時間がありません。ひとまず温湿度については過去の「Palconの住み心地」などを御覧いただきつつ、今回は参考程度に一部挿入しながら紹介することにして、今回はその他の事項について書いてみようと思います。そういえば記事としてひとつ忘れていたのが1年点検。まずはそのあたりから始めましょう.......
4月
2007年4月6日
4月になりました。大成建設アフター担当のO(オ〜)氏から1年点検の案内の電話がありました。たしかに、そろそろ12ヶ月点検の時期ですが予定の5月より少し早めに連絡をくれたようです。4/20金の14時前後〜16時頃までを予約しました。
注意:大成建設 関連企業を騙ってリフォームをしませんか?なんていう、まったく無関係の会社もあるので注意が必要です。よく確認しましょう。そっちの会社のほうが対応が良かったりして(笑)... 。
電話の先でなにか不具合はありませんか? といわれてもねぇ....... ウチの場合は建築期間中にあれだけ頻繁に現場に通って手直ししたり、相談しながら工事をすすめて、完成・引き渡しを行ったわけですから、とくに不具合らしきものはありません。あえていえば少し壁紙の隙間(といっても1mm以下)ぐらいでしょうか。それも建物全体ではなく一部の部屋のみです。ともあれ、こまかいコトは当日相談することに... 。
2007年4月20日
約束どおり、午後2時頃に1年点検で大成建設からアフター・オ〜氏がやってきました。サッシのロックの具合やタルカスの運転状況などをひととおりチェック。その後、伝えてあったクロスの補修の件に。専用の補修剤を用意してあり、脚立を片手に手際よくなおしていきます。そんなことをやっていると、私もついつい注意深くクロスの隙間を見つけたくなって、「あっ! ここも!」なんて、始めちゃうもんだから、O氏にはいい迷惑です。「あっ!ここも!」「あっ!ここも!」「あっ!ここも!」「あっ!ここも!」..........
↓果敢に壁紙に立ち向かうオ〜氏
オ〜氏がゼェゼェいいながら、ひととおり指摘箇所の補修が終わると、残りの補修剤を私にくれました。いい加減にせい! 自分でもやってみろ! というわけです。よっしゃ! それなら私もトライしましょう。
・家右衛門みずからのクロス補修例
壁紙の補修剤はホームセンターにも売っているので、壁紙の色に近いものを購入して手軽に自分でも行えます。塗りつけて雑巾で余分な箇所を拭き取るだけです。大掃除の時期に毎年チェックを兼ねて補修も行うといいでしょうね。クロスの縮みや傷みは部屋や環境にもよりますが、部屋によって縮み具合に差があることから考えると施工したクロス職人の技量にもよるかと思います。壁紙にとっていちばんマズイのは過剰に加湿しながら暖房することです。糊がはがれやすくなります。でも冬はエアコン暖房だと加湿が必須になるので難しいところですね...。
さて、クロスの補修も終えて、あとはやることもなく自然と世間話になるのですが、Palconの定期点検についてあれこれ質問してみました。なにしろ大成建設のアフターの担当者と直接話ができるのは良い機会です。
【室内のパキパキ音】
夜に寝静まった頃、どこからともなく「パキッ!」とか、「ピシッ!」なんていう音、しませんか? 我が家では夜に限らず昼間でも「バキッ!」なんて、結構な音です。最近は少なくなってきました。じつは以前にも大成建設の皆さんに同じ質問をしたことがあったのです、...... もちろん答えは同じでした。
家右衛門「こういった破裂音にも似た音の原因は何でしょう?」
アフターO氏「それは霊魂によるポルターガイスト現象ですよ。」 ............ ウソ
アフターO氏「それは収縮音とよばれるもので新築から1〜2年のあいだはよく起こる現象です。陽当たりのよい南側や西側の壁や天井で音がすることが多いようです。とくに問題になることはありません。」
内部造作のほか、外壁のわずかな収縮に伴うとのことです。
【基礎の亀裂/クラック】
RC住宅でたびたび話題になるクラック(亀裂)の問題。Palconでは躯体パネルはプレキャスト(工場生産)なので、工場でヘマをやらない限りは問題が出ません。我が家でも現時点では壁に関するクラックは皆無です。あとは現場打ちの基礎部分が問題ですが、完成してから10ヶ月ぐらいはまったく亀裂らしきものは見あたりませんでした。1年を迎える頃に基礎の数カ所にわずかですが、ヘアクラックが発生しています。といっても予想の範囲内の表面収縮によるものですから、当分はほっとくつもりです。知り合いの1級建築士いわく、コンクリートは2年ぐらいかけて乾いていくので長い目で見たほうが良いとのこと。近年は補修で強度は確保できるほか、地盤沈下なども、イザとなれば床下にポンプを入れて基礎下にコンクリートを注入したりと、とにかくその筋の専門家はあらゆる手段を駆使して対処できるものだそうです。
さて、よく観察すると我が家のヘアクラックは約8箇所ありました。「約」と書いたのは、微妙なほどのわずかなものを含めて、という意味です。かなり怪しい細いものも厳しく数えました。実際のところ、クラックといっても様々な種類があり、現れ方や原因などでいくつにも分類されます。今回のヘアクラックの亀裂幅は最大でも0.35mm、多くは0.20mm以下でした。自分でもよく見つけたなぁ、という非常に細い亀裂です。限りなく「気のせい」に近いといえます。事実、発見した翌日、また見ようと思ったらどこにあったのか見つけられなかったほどです(笑)。こんな亀裂の写真を見ていると、あまりにもささいなコトで笑われそうな気がしますが、「亀裂はまったくありません」としらばっくれるより、正直に書いたほうが良いと思って掲載しています。
ともあれ、図面に記入しながら調べたところ、現れた場所も建物の周囲四方に分散しており、偏ったり集中して生じていないため、楽観視しています。
今回、1年点検で我が家にやってきたアフターO氏にこれらのヘアクラックも見てもらって、対処などを尋ねてみました。それによるとクラックは0.6mm程度が補修の社内基準とのことです。現場の状態によって対処の有無が判断されるとのこと(処置の必要のないものも多い)。0.9mmぐらいであれば必ず補修するとのことです。
基礎のヘアクラックはどれくらいの割合で新築物件に発生するのか? と訊ねたら1割程度とのこと.....でも、よく話をきいてみるとそれはモルタル塗りの基礎を前提で話をしていることに気付きました(近年の関東のパルコンの基礎は打ちっ放しが基本のはずですが)。基礎の上にタイル貼ったり、モルタルを塗れば、そりゃ〜亀裂なんか出ても見えないでしょう。むしろモルタル塗ってあるのに1割の亀裂が表面に出るのは、おそらくモルタルの下の基礎にそれなりの規模のクラックが生じているということでしょう。クラックについては施工した業者に責任があるのか、設計等に責任があるのか、といった問題も考えられますが、亀裂のサイズもひとつの判断基準なのだそうです(詳細はここには書けませんが)。仮に大きめのクラックができても近年は橋梁補修工事などの技術が非常に進んでいて、完全に強度を復活できるのだそうです。
家右衛門「我が家ではどれもごく細い表層クラックですが、0.35mmでも対処は必要ですか?」
アフターO氏「これぐらいですと対処する必要はまったくありません。もし今後、亀裂が大きくなるようなことがあればまた相談してください。たぶんこれぐらいで落ち着くと思いますが。」
というわけで放置プレイということになりました。
もうしばらく様子をみることにしますが、あまり気持ちの良いものでもないのでひとまず防水のテープを貼っておくことにしました。
【屋根防水と外壁塗装】
アフターO氏によると、メンテナンス契約の書類にもあるように10年が目安になっているものの、たいていの場合は屋根防水と屋根断熱タイルと外壁塗装と外壁コーキングはおおむね13年〜15年は耐えるのが一般的とのことです。補修するなら全てを一度にやることが多いと。費用は足場を組むため200万円〜300万円程度とのこと。築26年のパルコンで雨漏りがはじまってリフォームした物件の話も伺うことができました。
環境にもよりますし、早めにメンテナンスするかどうかはオーナーにもよるのでしょう。我が家は今のところ問題ありませんが、今後は時々目視のチェックで備えたいと思います。まぁ、15年目ぐらいに雨漏りしたらやろうかな(笑)。
ともあれ、1年点検は無事終了。点検というよりアフターO氏に家右衛門が単独インタビューして、根掘り葉掘り質問した一日でした。丁寧な対応のO氏には感謝しています。定期点検で重大な問題が見つかると気が重くなるものですが、それでも技術的な問題はたいてい解決できるようです。あとは担当者次第といったところでしょうか。住み始めてから余計な手間や気を遣わないためにも、建てる前の打ち合わせ、そして建築中の現場チェックや相談がとても大切なのだと、あらためて感じた一日でもありました。今になって思えば定期点検がこのように容易にやり過ごせるのも第三者監理を雇った恩恵でありますし、夏の暑い日に大汗かいて、冬の寒い夜にこごえながら現場に自ら通ったことなどは無駄ではなかったようです..... 。
● Palconの住み心地 2007年 春 4月
この春は晴れ、雨、風、真夏日、真冬日と数日おきに天気がめまぐるしく変わりました。明け方に気温が10度ぐらいで昼は20度を超えるほど寒暖の差があります。家の中にいるとそれがわからないぐらい安定した室内です。外に出て、はじめて肌寒いことに気付くほど。雨の日の屋外は寒く湿度も70〜80%ぐらいですが、屋内は22度前後で40〜50%と安定(変化もゆるやか)。
朝は寒い日は2時間ほど床暖房をゆるくかけています、そのほかの時間帯は必要無いので停止。夜は寝るまでの時間帯はどの居室もおおむね23度40%程度なのでほとんどエアコンも不要。とにかく寒がりの私は朝は暖房を入れることもありますが、部屋がすぐに暖まるので1時間もたたないうちに切ってしまいます。
たとえば、以下は2007.4.16(月)の住み心地の例です。エアコンはこの数日間はずっとOFFでした。
早朝3:00 AM たぶん晴れ
外気温13度 湿度63%
1階【エアコン切】23度45% 納戸20度41% 床下 18度58%
2階【エアコン切】23度39% 床暖房OFF
深夜22:00 AM 雨
外気温9.5度 湿度80%
1階【エアコン切】19度47% 納戸19度41% 床下 17度57%
2階【エアコン切】21度41% 床暖房は夕方〜22時までON(半分の面積で出力は中)
6月
2007年6月8日 晴れ 暑い
6月になりました。今日は(松下/National/Panasonic)のサービスがやってきて食器洗浄乾燥機の具合を見てくれます。この装置、とっても重宝してこの1年間使ってきたのですが、動作中になぜかブザーが鳴るのです。夜中に動かすとビ〜〜〜〜〜 みたいな音が数秒おきに断続して鳴ります。最初は何かの警告音か、それとも静か過ぎるので景気付けに演出で鳴っているのかと思ったのです。しかし、どうやらそうではないようです。おかしい、と思いつつも放置プレイ1年。ようやく松下に電話したらスグに来るというのです。もっとゆっくりでもいいのですが、スグというので少し日を離して今日を指定しました。自社製品に即座に対応する精神、素晴らしいですね。
結果からいえば、ブザー音ではなく、給水弁が本体に共振して唸っていたとのことです。もちろん保証期間内なので無償で部品交換。その夜からホントに静かに運転しています。
まだ6月ですが、このところ日中は暑いです。今年は猛暑が予想されます。地球温暖化の影響でしょうか。久しぶりの休暇なので、花壇の草むしりや花ガラ取りを行ったのち、伯母からもらった朝顔の種を植えました。先週蒔いたひまわりの種が早くも発芽しています。今年の夏は朝顔とひまわりが楽しみです。ヒメシャラの白い花も咲いています、直径4cmぐらいの小さなものが数個。
カーポートの支柱用に準備しておいた「箱抜き」は、いまや立派なミニ花壇。すでに私の中ではカーポートはどうでもよくて、御覧のとおり鮮やかな草花を楽しんでいます。なんだかんだ言いながら、結構気に入ってます。ここもあれこれ植え替えて試してみるつもりです。
7月
はい、7月です。この年2007年の7月は梅雨をひきずったせいか、降ったり晴れたりの天気。私はといえば7月後半はずっと天候に関係なく家で仕事してます、JAZZの「降っても晴れても」ってヤツですね。雨が降ると屋外の湿度は90%程度まで上昇し、止んで晴れると50%台まで下がります。対して屋内は2階は室温約28度、湿度50%程度で毎日同様、1階はやや室温が低めで湿度は高め。とくに前日が雨だったりすると、その翌日は1階は湿度が高い傾向があるようです。今年の梅雨はそれが断続的に繰り返しています。エアコンは動かしてもごく短時間のことが多いです。
冷暖房機器を使う時期というのは温湿度を測っても意味がなさそうですが、以下の数日間はエアコンをほとんど使っていなかったので以下に参考程度に掲載しておきます。除湿器は使用した場合は記入してあります。表記の1階と2階とはそれぞれ居室とリビングを指します。
2007.7.2(月)霧雨 夕方18:00
PM 霧雨 外から帰宅時の温度測定 外気温24度 湿度87%
1階:27度58%
2階:28.5度56%
2007.7.3(火)小雨 朝7:15
AM 小雨 朝の温度測定。 外気温23度 湿度90%
1階:27度56%
2階:28.2度51% 寝室26.6度59%
2007.7.4(水)小雨 朝7:33
AM 小雨 朝の温度測定。 外気温21.8度 湿度90%
1階:27度52%(除湿器ON静)
2階:28度51%
2007.7.4(水)夜8:18 PM 曇り 外気温21.5度 湿度96%
1階:26度59%(除湿器ON静)
2階:27度53%
2007.7.4(水) 記録せず
2007.7.6(金)晴れ 暑い 昼12:27 外気温31度 湿度40%
1階:28度49%
2階:29度46%
8月
2007年8月13日(月)晴れ 暑い
連日の猛暑。ここ1週間以上は雨も降らず、青空の良い天気です。記録的猛暑ということで、新聞各紙やテレビでも最高気温の記録が74年ぶりに書き換えられたなどと報じています。たまらん暑さですが、世間では地球温暖化を危惧してエアコンの設定温度を下げよう、クールビズでいこう、打ち水をしよう、扇風機も併用しよう、と盛んに呼びかけています。
8月は連日にわたって家でシゴトしていると電気代がぐんぐん上昇します。省エネもエコロジーも温暖化防止もなんとかしたいけど(してるけど)、個人的には限度があるもんなぁ.......
。今月の電気代はだいぶ高くつきそうです。過去の電気代を検証したうえで、この先、何か対策しようと考えています。
9月
2007年9月1日(土)
ややっ!? 裏庭に..... 不自然な砂利がこんもりと....
恐る恐るそのジャリを払おうとすると...... はっ!
こっ! こりは猫のフン! 糞! ウンチ! くっそ〜! Shit! やられたわい!
当然ながら写真割愛
それにしてもくさいっ! めまいがするほどの刺激臭。キミ! 昨夜いったい何を喰ったのかね? 猫は居心地が良いとこういった行為を習慣化し、固執傾向になるので早急に対策せねばなりません。とにかくコトが起きたらスグ対処すべし。でも、どうしたらいいんだろう? 水を入れたペットボトルは安上がりでいいけど効果はどうかなぁ? 下手なことをしていい気にさせると強気に出られてマズイことになります。
買いました。我が家の平和のために投資しました。13000円ぐらい。結構な値段です。私はWeb通販で買いましたが、後日、近所のホームセンターに行くとさらに安く売っていてガッカリ。それは.......
「猫よけ ガーデンバリア」 ←この1行はドラえもん(大山のぶ代)風に読む
でも、これだって効果があるのか疑問。じつは少し前にタヌキも出たのです。しかも、彼もまた置き土産を残して....。でも犬や猫にも効果があればタヌキにも効くでしょう。余計なものを庭に置きたくないけれど、もはやそれどころではありません。そんなかんだで、是非もなく猫よけガーデンバリアを設置しました。
・猫よけガーデンバリア (株)ユタカメイク http://www.yutakamake.co.jp
結論をいえば、............. バッチリ効果がありました! (バッチリって死語だと思うが) 早めの対策が効をなしたのでしょう。その後はニャンコもタヌキ君もまったく落とし物がありません。ただ、よく観察していると猫は1匹ではなかったようです。やせた猫はこの装置に即座に反応して寄りつかなくなりましたが、やや大柄の太った猫(体脂肪率約50%)が夜中にやってきて、この装置の前を悠然と歩いています(でもウンチしなくて御行儀が良いのでよしとする)。おそらく、この猫は高齢で耳が悪いのかもしれません。超音波を使った威嚇装置なので、猫の性格や聴覚に効果は左右されます。取扱説明書によると赤外線センサで猫を感知して不快な音声を発振するしくみですが、猫によっては逆ギレすることもあるそうです(笑)。是非、見てみたいものです。
2007年9月5日(水)雨時々曇り
この家右衛門のサイトのアクセスログを見てたら、昨日kunaicho.go.jpからのアクセスが2つあったようです。いよいよ家右衛門サイトも宮内庁御用達でしょうか?
2007年9月6日(木)雨 台風がやってくる!
台風9号接近でずっと雨が続いています。明日は本土上陸で東京を直撃の見込み。
屋外の温度は昼も夜も25度程度、湿度もずっと99%のまま。それに対して室内はここしばらくは2階は55%程度、1階はエアコンで除湿していて、この雨のシーズンは高くとも60%程度、今日は55%です。この1年間で結露は全く見かけていません。梅雨時や最近の雨続きでも室内に結露は見られず、風呂場や台所ではカビも皆無。Palconってどこもこんなもんでしょうか?
浴室のバスタブは入浴後に水滴や若干の水溜まりが残るのですが、季節を問わず翌日にはサラサラに乾いているのには驚いています。おそらくタルカスが動いていることと、ドアをなるべく開いて生活しているせいでしょう。おそらく寝室はタルカスを止め、なおかつドアを閉めて就寝すると窓に結露が出るかもしれませんがまだ試していません。この一年のあいだにタルカスは時々止めてみたり、動かしてみたり、部分的に止めてみたりしていますが、花粉やカビのことを考えると春〜夏は運転しておいたほうが良いようにも思います。冷暖房効果と光熱費などを検証中でもありますので、今後もタルカスはあれこれ試します。
10月
2007年10月1日(月)
はい10月です。9月末まで暑い日が続いて、今年はいつまで真夏日が続くのかと思っていたら、9/30になっていきなり寒くなりました。天気予報によると前線の影響らしいです。今日も朝は涼しくて、外に出ると寒いぐらい。我が家のひまわりと朝顔は種を蒔いた時期が6月上旬で少し遅かったせいか、開花時期も後ろにずれ込んでおり、9月初旬から本格的に咲き始めて10月になった今でもまだまだ元気。このまま来年の夏まで咲き続ける勢いです。ちなみに9月中旬から10月中旬まで、どの部屋もエアコンを使っていません。屋内はそこそこ快適ということです。
12月
【クラックの補修】
クラックについてその後を書いておきます。一気に記事は2007年12月へと...........
2007年12月10日
ひとまず放置プレイのヘアクラックはその後、拡大するわけでもなく、縮小するわけでもなく、特別な変化もないまま数ヶ月が過ぎました。引き渡しから1年と7ヶ月を過ぎています。大成建設のアフターオ〜氏の言うようにこのままずっと放置しても良いのですが、見かけが気になるので少し補修してみることにしました。世間にはあらゆるコンクリート用補修剤が販売されていて、業者向けの特殊な製品から家庭用の手軽なものまで様々です。エポキシ樹脂系のものやセメント系のものをよく見かけます。今回はエポキシ系は使っていません。
● 約0.25mm以下のクラックの補修
製品名:ラドコンジェット (株)環境美健 http://www.radcon.co.jp/
送料込みで9000円ぐらいでしたか。専用の注射針ぐらいのノズルが付属しており、亀裂にあてがってブシュ〜ッ! とやるだけです。やや泡立ちますがじきにおさまります。あとは数回散水してオシマイ。硬化後はクラック補修部分が雨などの水に濡れると濃い色になるのでやや目立ってしまいます。長所はごくわずかな亀裂にも深く浸透することでしょう。下記のような練り物のフィラーが浸透しづらい狭いギャップに有効です。あくまで極細のヘアクラック用と考えたほうがよさそうです。
● 約0.35mm〜程度のクラックの補修
製品名:クラックフィラー 4725円 アシュフォードジャパン http://www.ashford.co.jp/product/crack.html
超微粒子セメントのクラックフィラーです。Vカットも不要。御覧のようにノズルも付属します(写っていませんが施工説明書も付いてきます)。私は模型用の注射器と瞬間接着剤用ノズルを組み合わせたツールを自作して注入しました。乾いて硬化すればコンクリートと同化し、強度も確保できているようです。乾くとグレーになって、これは水に濡れてもグレーのままです。目立たないので非常にヨロシイかと。
ちなみに亀裂ではなく、欠け穴を補修する充填剤も同アシュフォードジャパンで扱っています。ディボットパッチ(1575円)という商品で、繊維などを含む高強度セメントとのことです。
ほっとけば良い程度のヘアクラックですが、目立たなくなると嬉しいものです。さきに書いたように0.6mmを超える亀裂であれば自分で補修せずハウスメーカーに依頼したほうがいいでしょう。そのほか、コンクリート診断や補修の専門企業もたくさんあるので調べてみるのも面白いでしょう。
さて、ようやく光熱費の話にたどりつけそうです。次回は電気代、ガス代、水道代、そして省エネ関連を記事にまとめてみようと思っています。過去の電気代とPalconに住み始めてからの1年間を比較し、冷蔵庫と洗濯乾燥機を買い換えたり、蓄熱暖房機を検討しました。そして省エネの効果をモニターするツールなども試したり、電力会社との契約も変更してみました。果たして効果はいかに!?
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