■ 配筋のかぶり厚修正を確認
2006.1.25(水)晴れ 気温7.5度
・午後から現場へ。現場にはまだ雪が残っています。6cmぐらいの積雪だったのでしょうか。今日は配筋のかぶり厚が修正されているか確認します。是正されていなければ工事を中止し、第三者監理を解雇します。
指摘したかぶり厚はスペーサと太い針金によって修正がなされていました。よく見ると結束をやりなおした痕跡もいくつか見られました。部分的にブロックも用いられています。スペーサの直径も現地で確認しました。修正に丸太や角材を使ったかどうかはわかりませんが全体的に問題点はなおされている雰囲気です。以下の修正後の図を御覧あれ(ダブルの配筋のうち壁面に近いほうだけを描いてあります)。
A点:北側 T
締結部(ブロックが入っています)
B点:南側最薄部分
C点:南側の深基礎近く
上記のA,B,C3点はもちろんですが他の箇所も含めて基礎を一周して全域で測定しました。ピッタリ5cmというわけにはいきませんが無理になおして他の問題が出ても困ります。少し甘い箇所もあるもののおおむね納得しました。今回、家右衛門が悟ったのは、
「工事期間中は着工から竣工まで100点を求めつづけないかわりに80点を死守しつづける。」
ということです。そうすれば結果的にレベルの高い品質へ至るのではないかと思います。
でも80点というのもタイヘンなんですよねぇ......なんたって人間のやることですし気候にも左右されます。少なくともほったらかしにはせず行程ごとにチェックは怠らず、問題があれば納得する方向へ努力するつもりです。
さて、A点の内部へのT字部分にはまだ内側の型枠はありませんがスペーサは入っています。内壁側も外壁側も40mmを確保できればOKということでいきます。南側の蛇行についてはまだ少しゆがみが残っていますが計測してかぶり厚への影響が少ないことと、設計の意見からも問題が無いようなのでOKとしました。
大成建設のS監督へ電話して現地で修正を確認した旨と工事続行を連絡。予定通り1/26に打設することになりました。雪が積もっているので打設前に散水して溶かしてから打設するとのことです(配筋修正で雪が踏み固まっている)。あわせて監理会社のM氏にも是正されている旨を連絡、こちらも続投。
というわけで、耐圧盤(ベース)のコンクリート打設は予定どおり明日1/26(木)午前9時頃から。まずは一安心。私は仕事の都合で当日現場に立ち会いできないのであとは現場監督S氏と監理会社のM氏にまかせます。
【コンクリート納品書の写しを手配】
監理会社のM氏に連絡してコンクリートの受け入れ時にプラント(生コン会社)から伝票をもらうはずなのでコピーして頂くことにしました。どのような素性のコンクリートが使われるのか興味があり確認しておきたいからです。
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