■ 水ガラス塗布(基礎内壁と耐圧盤)と建方準備
晴れて良い天気です。でも氷はまだ残っていたようで作業員の皆さんが氷を割って水をポンプで汲み出しています。写真のバケツの中にちょこんと見える黄色い物体がポンプです。今後の行程のためには基礎内の水や氷を除去せねばなりません。冠水養生もイナバウアーもサヨナラです。氷とたわむれている場合ではありません。
水を汲み出すと基礎のベース(耐圧盤)と立ち上がり部分との継ぎ目があらわになります。全域をチェックしましたが、おおむねうまく打設されています。1箇所やや醜い部位も見られますが、これが監理会社のM氏が打設時に作業員に指摘した「バイブレータをもっと深く」という指示の意味するところであったわけです。幸いなことに深くえぐれているわけではないのでモルタルで補修すればまったく問題ない程度です。そういえば現場には補修用と思われる薄塗用モルタル(0.5mmm〜6.0mm厚)が運び込まれていました。他のクレーター状になった箇所や見かけの悪い箇所も作業員によって補修されつつありました。耐圧盤の水と補修箇所のモルタルが乾いたらそこへ水ガラスを塗布します。
・建方の準備
基礎工事をほぼ終えました。そして次はいよいよ建物が基礎の上でハコになる段階を迎えます。そうです、建方(たてかた)です。すでに建方の準備がはじまっています。基礎の天盤に墨が打たれています(以下の写真の赤い線と黒い線)。レベルを用いて木片で壁材の高さを決める作業も行われています。厚みの違う合板のピースを重ねて基礎全域の天盤随所に接着剤でそれを固定してあります(↑上の写真にも写っている)。これがないと立ち上がった壁の隣り合わせた高さがガタガタになるんでしょうね。
建方の作業はクレーン車を使うので周囲の電線にも養生をかけてあります。
数日後、現場に行ってみると足場が組まれていました。建物を コ の字形に囲むような配置で組まれています。いよいよ建方がはじまります。夕闇にそびえ立つ足場.......... 第一の難関の基礎工事を終えて次は第二の難関を前に暫したたずむ私....... 。
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